はい!皆さん、こんにちは、ナプラウトTV(@naproutTV)のorphenです。
2023年3月2日から15日までの2週間限定で利用できる「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス(以下:東日本パス)」を使って東北旅行へ行ってきました。
動画の編集には時間がかかるため、記憶が新しい内に動画編集時の備忘録も兼ねて旅程をまとめておこうと思います。
目次
新幹線・特急も3日間乗り放題な超お得きっぷ
東日本パスは、大人 22,150円、こども 10,150円で「えきねっと」でのみ販売されています。こちらのパスは、新幹線や特急も含めてJR東日本エリアの列車に3日間乗り放題(指定席4回)という非常にお得なきっぷです。
またJR東日本の路線以外に下記の路線にも乗ることができます。
- 青い森鉄道
- IGRいわて銀河鉄道
- 三陸鉄道
- 北越急行
- 富士急行
- 伊豆急行
- えちごトキめき鉄道(直江津〜新井間)
詳しくは、JR東日本の「鉄道開業150年記念ファイナル JR東日本パス」特設サイトでご確認ください。
東日本パス旅程
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここから実際に私が東北旅行に利用したルートを書き記していきます。乗車した列車と立ち寄った観光地、食べた名物なども合わせて書いておくことにします。
JR東日本パスはJR東日本エリアじゃないと受け取れない
JR東日本パスは、JR西日本や東海では受け取れないため、まずは東日本エリアを目指さないといけません。
東京方面か長野方面で迷いましたが、今回は長野方面を選択。ちょうど3月1日から青春18きっぷ(以下:18きっぷ)が利用できたため、東日本パス利用開始前日に18きっぷで長野へ向かう事にしました。
この日は、ただの移動日なので大して面白い動画にはならないだろうという事で動画撮影は割愛。旅程に興味がある人もいるかもしれないので、旅程だけ下記に記しておきます。
長野までの道のり
- 東海道本線 米原〜名古屋
- 中央本線 名古屋〜中津川〜塩尻
- 昼食 : きのこ蕎麦(塩尻駅名物狭い蕎麦屋)
- 東日本パス受け取り(塩尻駅がJR東海と東日本の境界)
- 中央本線 塩尻〜松本
- 篠ノ井瀬 松本〜長野
- 宿泊 : Mash Café & Bed NAGANO (ドミトリー) 3,120円
旅行支援クーポン : 2,000円
JR東日本パスの旅1日目(長野〜大宮〜盛岡〜青森)
そんな訳で前日に長野入りして、この日は大宮と盛岡を経由して最終的に青森を目指します。実際に乗車した列車と旅程は以下の通り。
1日目旅程
- あさま610号(自由席) 長野8:25〜大宮9:47
- はやぶさ13号(指定席) 大宮9:59〜盛岡11:46
- 昼食 : 盛岡冷麺(ぴょんぴょん舎)
- はやぶさ23号(立席利用) 盛岡14:37〜新青森15:29
- 奥羽本線 普通 新青森15:41〜青森15:47
- 宿泊 : 東横INN 青森駅前 4,040円
旅行支援クーポン : 2,000円 - 夕食 : 鮨処あすか 新町店
余談
今回青森に来た理由の1つである「津軽海峡冬景色」の歌碑が、青函連絡船「八甲田丸」が係留されている場所にあるという事で行ってきました。歌碑の前に立つとなかなかの音量で「津軽海峡冬景色」が流れるのですが、まだ雪が残る現場で聞けて感激でした。
現代では上野発の夜行列車も青函連絡船もありませんが、当時の姿を残している部分もあり情景を思い浮かべる事ができました。現代の青函連絡船的立ち位置の津軽海峡フェリーや青函フェリーにもいつか乗ってみたいものです。
JR東日本パスの旅2日目(青森〜弘前〜秋田)
青森に到着した日に青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」とねぶたの家「ワ・ラッセ」に行こうと思っていたのですが、3月はまだ冬季営業ということで八甲田丸は17時まで(最終入場は16:30)だったため、ホテルに荷物を置いてアレコレしていたら間に合わず・・・
そのため、この日は旅程を変更して午前中に八甲田丸とワ・ラッセの見学。午後に弘前観光。当初予定していた大館にある「秋田犬の里」は諦める事となりました。
2日目旅程
- 朝食 : 東横INN無料朝食(地元のおばちゃんの手料理感があって満足度が高かった)
- ねぶたの家ワ・ラッセ、青函連絡船メモリアルシップ「八甲田丸」見学(2館共通券 930円)
- 奥羽本線 普通 青森12:14〜弘前12:59
- 昼食 : 弘前産リンゴ入りビーフカレー、アップルパイ(大正浪漫喫茶室)
- 弘前市内観光(10分間隔で循環バスが100円で乗れて便利)
- 特急つがる6号(指定席) 弘前16:32〜秋田18:41
- 宿泊 : 中通温泉こまちの湯 ドーミーイン秋田 5,623円
旅行支援クーポン : 2,000円 - 夕食 : 色々あってコンビニ飯
秋田では当初きりたんぽ鍋か比内地鶏の親子丼を食べる予定だったのが、行くとこ行くとこでラストオーダーに間に合わなかったり、満席で入れず心が折れて近くのローソンで東北限定っぽい「ホタテ飯おにぎり」などを購入して部屋で楽しみました。
JR東日本パスの旅3日目(秋田〜田沢湖〜仙台〜大宮)
前日の大幅な旅程変更で一体何をしに秋田へ来たのか?という状況ではあるものの、この日は予定通り田沢湖を見に行く事に。
私が住んでいる滋賀県にある琵琶湖が日本一大きな湖なら、田沢湖は日本一深い湖だったりします。今回は田沢湖一周バスに乗車して、たつこ像や御座石神社を見てきました。
3日目旅程
- こまち22号(立席利用) 秋田11:07〜田沢湖12:11
- 昼食 : きりたんぽ稲庭うどん(みずうみ)
- 羽後交通 田沢湖一周コース(田沢湖駅13:25発〜田沢湖駅14:56着) 1,210円
- こまち32号(指定席) 田沢湖15:12〜仙台16:29
- おやつ : タリーズコーヒー&TEA エスパル仙台店
- 夕食購入 : 㐂助牛たん弁当(仙台名物 牛たん駅弁屋)
- はやぶさ112号 仙台18:22〜大宮19:31
- むさしの号 大宮19:52〜北朝霞20:04
- 宿泊 : 東横INN 北朝霞駅西口 3,680円
旅行支援クーポン : 1,000円
この日の宿泊は翌日の用事のことも考えると東京都内が良かったのですが、宿泊費が高騰しておりカプセルホテルでも7千円近かったことから埼玉県内での宿泊となりました。「朝霞」の読み方すら分からないまま勢いで予約をしてしまったので、後から行き方を調べていたのは、ここだけの秘密です。
東北旅行の感想など
今回の東日本パスの旅では、これまで行ったことがなかった青森、秋田、岩手の3県に行きたいと思い計画を立て始めました。中でも青森は行きたい場所がたくさんあったので、青森を中心とした旅行になりました。
中でも青函連絡船関連の施設や、青森駅のホームの足元に残る「連絡船」の文字を実際に見られたことが本当に感激でした。ずっと行ってみたいと思っていた場所へ遂に来られた達成感の様なものを感じました。
本当は岩手と秋田ももっと色んな場所へ行ったり、名物を食べたりしたかったのですが、時刻表を見始めたら移動距離が長く時間がかかる事が分かりました。そこで当初の予定よりスリム化したものの、それでも最終的に時間が足りないという場面が多数あり、旅行中に旅程を組み直す必要が出てきてしまったのは今回の旅行の反省点です。
とはいえ、初めて行く場所ばかりでちょっとした街並みを見るだけでも楽しく、地元の方同士が話している方言のリズム感などから日常とは違う空気感を感じられました。
3日間連続でしか使用できないという切符の特性上慌ただしい3日間ではあったものの、切符に書かれている通り「素敵な3日間」を過ごすことができました。今回は東北旅行の下見に行ったような雰囲気になってしまいましたが、いつかまた改めて訪れたいなと思っています。