はい!皆さん、こんにちは、ナプラウトTV(@naproutTV)のorphenです。
2022年11月4日から5日間の日程で2年9ヶ月ぶりに台湾へ行ってきました!!
台湾へ旅行に行くにあたって入国条件などを調べていたら、7日間の自主防疫というものを見つけて観光ができるのか?食事は普通にできるのか?など疑問に感じたことがたくさんありました。
そこで今回は、これから台湾へ行かれる方の役に立てれば・・・と思い、2022年11月現在の台湾への渡航ルールをまとめてみることにしました。
*2023年3月20日〜 自主防疫が撤廃されました!現在はこの記事に記載している様な制限は何もありません。
入国規制緩和について参考にしたページ
- 台湾観光局「いくたび、ふたたび台湾」
台湾観光再開防疫ガイドライン - 台北ナビ
新型コロナウィルス防疫対策
*この記事は執筆した2022年11月13日現在の情報です。渡航前には必ず最新情報をチェックしてから台湾へ渡航してください。
目次
2022年11月現在の台湾旅行は難しいのか?
台湾に旅行へ行きたくて調べてみると、自主防疫とか一人一室とか見慣れない言葉がたくさん出てきて本当に行けるのか不安でした。しかし、2022年11月4日に実際、台湾への入国を体験してみると拍子抜けしてしまう位、とても簡単に入国できました。
いつもの台湾旅行と比べると少し面倒なルールはありますが、それ以外は普段の台湾旅行と変わりなく、普通に夜市やレストランで食事をしたり、MRTや台湾鉄道に乗って普通に観光ができました。
私は台湾に長期滞在するためのビザもなく(いわゆるノービザ入国)、中国語もほとんど何も分かりません。そんな私でも1人で台湾へ旅行に行けたので、今行こうと思って自主的に調べているあなたならきっと大丈夫!
では、前置きが長くなりましたが、2022年11月現在の台湾への渡航ルールを一つづつ紐解いていきましょう!!
台湾旅行にビザは必要ない
長らく台湾への入国は居留証と呼ばれる台湾に長期滞在するためのビザが必要でした。しかし、今年の10月13日から日本人を含めた外国人へのビザ免除措置が再開されました。ビザ免除措置が再開されたおかげでビザを持たない観光客も台湾へ入国できるようになりました。
ビザ免除再開後も日本人は以前と同じようにノービザで90日間台湾に滞在できます。また1年間に3回以上訪台している人のために提供されている常客証も期限が延長されているので、過去に持っていたことがあったなぁという方はチェックしてみて下さいね。
「台湾への入国」にはワクチン接種証明や陰性証明も必要ない
ここ最近の海外旅行といえば気になるのはワクチン接種証明や陰性証明だと思いますが、台湾への入国ではどちらも必要ありません。航空機へのチェックイン時や入国審査の際に確認されることもありませんでした。
しかし、日本への帰国の際にはVisit Japan Webへの登録が必要なのですが、その時に3回分のワクチン接種証明かPCR検査の陰性証明が必要になります。ワクチン接種証明については、マイナンバーカードがあればスマホで簡単に手に入るので、旅行が決まった時点で準備をしておくと安心です。
なお、現地でのPCR検査に関しては、私はワクチンを3回接種済みなので分かりかねます。
症状が無ければ入国後すぐ公共交通期間も利用できる
台湾へ入国後、空港からホテルまで移動する必要がある訳ですが、その際MRTや高速バスなどは利用できるのか?というと、症状が無ければ入国後すぐでも公共交通機関を利用できます。なので、これまで通り桃園国際空港から桃園MRTや國光客運1819で台北市内へ向かうことができます。
公共交通機関なので、もちろん台湾高鉄や台湾鉄道、長距離高速バスにも乗車できます。
到着日を0日目として7日間の自主防疫期間がある
先日YouTubeで台湾旅行動画をプレミア公開した際にも、視聴者の方が引っかかっていたのが、この7日間(実質8日間)の自主防疫期間です。自主防疫って言われても何をするのか?何をしてはいけないのか?分からないことばかりだと思います。
ここからは台湾旅行における制限と言える自主防疫期間についてお話していきます。
自主防疫期間中は2日に1回抗原検査を行なう必要がある
台湾に到着すると入国審査までの通路で4回分がワンセットになった抗原検査キットを手渡されます(無料)。この空港で受け取った検査キットを使って、初回は到着初日もしくは翌日に自主検査を行ないます。そして初回以降は2日に一度のペースで自主検査で陰性を確認する必要があります。
なお、自主検査が陰性だった場合は誰にも報告する必要はなく、アプリでの登録などもありません。また自主検査が陰性であれば普通に観光もレストランや夜市での食事もできます。
これは余談ですが、検査の陰性結果は旅行中”一度も”提示を求められることはありませんでした。
しかし万が一、陽性だった場合は出来るだけ早く医療機関にかかる必要があります。また医療機関で陽性認定をされると、隔離が終わるまでの7日間は日本へ帰国する事も他国へ渡航する事もできなくなります。
ここが中国語ができない私たちの様な外国人観光客にとって厄介なところですよね。その様な事態に備えて、海外旅行保険をかけていくことを忘れない様にして、万が一の時は、まずは保険会社に相談してみましょう!
私は運良くずっと陰性だったので、解決策が保険会社ぐらいしか思いつかないし、ほとんどの旅行者が頼れるのは保険会社かツアーで来ている場合はガイドさんになるかと思います。
ホテルは一人一室で専用バスルームである必要がある
これまで台湾入国後は防疫ホテルと呼ばれる決められたホテルにしか宿泊できませんでしたが、こちらも入国規制の緩和により普通のホテルに宿泊できるようになりました。ただ、一人一室という条件があります。
一人一室とは文字通り、一室あたり一人で滞在するということです。また共同バスルームは利用不可で客室に専用のバスルームが備わっている必要があります。
つまり、ゲストハウスのドミトリーや共同バスルームを利用するタイプの個室は利用できないという事になります。長期でバックパック旅行をしたい方にとっては宿泊費が高くついてしまうので、なかなかキツいところです。
一人一室でも同一日程、同一行程なら同じ部屋に宿泊できる
さて、一人一室というルールですが、同じ日に台湾へ到着して、同じ日程で一緒に行動する場合は同じ客室に宿泊できます。家族や友人、パートナーと一緒に旅行をする場合も上記の条件を満たせば一緒のお部屋で過ごすことができます。
こちらに関しては緩和直後、家族旅行でも一緒の客室に泊まれないのではないか?という話が飛び交っていましたが、つい先日台湾旅行の情報収集に便利な「台北ナビ」の入国規制緩和に関する記事で、一人一室だけど条件を満たせば同じ客室に宿泊できると記載されました。
詳しくは下記の「台北ナビ」さんの該当ページを参照してください。
自主防疫期間の途中でも帰国できる
7日間の自主防疫期間が発表された直後は途中で帰国できなんじゃないか?台湾に最低でも8日間は滞在しないといけないんじゃないか?という憶測が流れていましたが、2022年11月現在は自主防疫期間中でも検査結果が陰性であれば帰国できます。
実際、今回私は4泊5日の日程で台湾へ旅行に行って帰国しました。
だからといって、帰国時の空港でのチェックイン時に検査結果を提示する様に求められることもありませんでした。必要だったのは、パスポートとVisit Japan Webの青色の画面だけでした。
マスク着用は義務付けられている
最後にマスクについてですが、台湾ではマスクの着用が義務づけられいて罰金もあります。
よく海外ではもうマスクをしていないという話題を見かけますが、台湾は「罰金付きの義務」となっています。くれぐれもお気を付けください。
とはいえ、マスクを外していたら即罰金という訳ではなく、注意をされて従わなかった場合に罰金となります。なので、たまたま飲み物を飲もうとしていたとか、鼻をかもうとしていたとか、顔がかゆかったとか、その様な事情で一瞬マスクを外していたから即罰金とはならないので、ご安心ください。
でも、周囲の人に「マスク付けてね」と言われたら、なるべく早くマスクを着用して無益な争いにならない様にしましょうね。
一部の状況ではマスク着用が免除される
上の方で紹介した「台北ナビ」のページによると、一部の状況においてはマスクの着用が免除されています。私たちが旅行中に関係ありそうな状況を一部箇条書きでピックアップしておきます。
- 外出中における飲食時
- 室内外での運動
- 写真撮影
- 車やバイク、自転車で同乗者が家族もしくは自分だけ
- ライブ放送や動画撮影
- 温泉やプールなどマスクが濡れやすい状況
まとめ
文章だけ読んでいると面倒な決まりがたくさんあって難しそうな印象がありますが、実際に行ってみると2日に1回抗原検査を行なうこととマスクに気を付けてさえいれば通常通りの台湾旅行でした。日本〜台湾への出入国はとてもスムーズで、むしろ日本への帰国の方が面倒でした。
台湾旅行って思っている以上に楽に行けるもんだなぁと思って帰ってきただけに、本当に「日本のデジタルってすごいねw」と思わされる旅行の終わり方でした。
3年経っても台湾の人は言葉が通じない外国人にも優しくて、練習し始めたばかりの中国語を話そうしているとゆっくり待ってくれました。食べ物がおいしいだけでなく、台湾の人々の優しさが沁みる3年ぶりの台湾旅行でした。
以前と比べると、まだ航空券は少し高いですが、思い切って台湾へ旅行に行ってみませんか?
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